全捨離1

 

 

全捨離は持ち物の80%以上を捨てることで、実行すると運がすごく上がるそうです。私はつい最近まで断捨離については何となく知っていても全捨離については言葉さえも知りませんでした。

 

そんな私が知らず知らずのうちに一昨年全捨離をしていたらしく、その私の全捨離について書いてみようと思います。

 

 

きっかけは、家に虫が出たことでした。古い家だしこの際しっかり駆除を依頼しようということになり、できるだけ物を減らして隅々までしっかり効果が行き渡るように、普通ゴミから資源ゴミ、粗大ゴミまで毎日本当に捨てました。

 

まず、捨てる作業をしているうちに夫の心に変化が起き、30年以上済んだマンションから引っ越すことを考え始めました。

 

引っ越しは私が数年前から希望していたのですが、夫の強い反対があり、無理だと思っていたのでその変化に驚きました。

 

でも駆除前後1か月間の私の頑張り(毎日少しずつ捨てる作業をしていました)を見て、物が減っていくのに比例して夫の心も変化していたようです。

 

夫が引っ越しを決意したので夫婦で話し合い、とにかくできるだけ物を捨てて小さな部屋を借りよう、ということになりました。

 

ものを捨てる目的が変わったので更にものを減らすべく色々考えて予定を立てました。

 

この時点で3分の1ぐらいまで減らしてあった本を更に捨てて、元の量の1割弱まで減らし、衣類や布製品もとにかく1週間分までに減らしました。洋服で言えば上下夏冬で10セット、タオルも14枚という具合です。

 

家具や電化製品は洗濯機と冷蔵庫と小さいテレビ、衣類乾燥機、電子レンジ、炊飯器、パソコンを残して全て捨てました。

 

布団も食器もとにかく捨てました。なにしろ3DKにぎっしり詰まっていたものをDKは名ばかりの狭い1DKに入るまでに減らさないといけなかったので布団は一度全て捨てました。

 

普通の3DKから小さな1DKに引っ越すためには本当に捨てなければならないものが多かったです。

 

3DKの方には押入れと天袋、クローゼット、大き目の下駄箱があったのですが、1DKの方には小さなクローゼットと普通の下駄箱だけだし、3DKの方は6畳が2間、キッチンが6畳、4畳半が1間でしたが、1DKは部屋もキッチンも4畳半なので本当に全て捨てる気持ちにならないと引っ越せない状態でした。

 

家具は、ローチェスト4、本棚大小で4、カラーボックス4、パソコンデスク、ロフト付きパイプベッド、高さ180センチのチェスト、座卓テーブル、ダイニングセット、幅210センチのキッチンラック、食器棚、8段のプラスチック製引き出し3、ベンチチェスト、ワゴン2、パイプハンガー2、テレビ大小、石の天板のテレビ台、洗濯機、布団乾燥機、掃除機大小、冷蔵庫、衣類乾燥機、コンポーネントステレオ、オーブンレンジ、ガス台、エアコン2、炊飯器、そして押入れの中に掛敷布団、毛布が多数、ひな人形、プラスチックの衣装ケース9(衣装ケースは他の部屋にあと7あったので計16)、ホットカーペット、LPレコード20枚、ネストテーブル2がありました。。

これらの家具の中に洋服や食品食器、趣味の道具、日用品などがびっしり詰まっており、CDだけでも300はありましたし、本や雑誌は本棚4に入り切らず物置にしていた部屋に積んでありました。

 

こうして書くだけでも本当に恥ずかしいくらいものが溢れていました。それでも物置にしていた部屋のおかげで居間だけはすっきりしていたんですよ(笑)

 

この状態から捨てに捨てて引っ越し先には、既に書いた電化製品と洋服や下着、靴下、タオルは夏冬で14セットぐらい、靴は2人で10足ぐらい、バッグやリュックは夏冬2つずつぐらい、食器やカトラリー、鍋などは値段に関わらず気に入っているものだけ、食品は未開封のもの、香水、精油、未開封の日用品、ドライヤーぐらいまでに減らして持ち込みました。

 

1年ちょつと前のことなのに案外覚えているものですね。

 

続きます

 

 

#全捨離